先日の記事で、私の約半世紀の人生での喘息発作の変遷を紹介しました。
今回は、その間に自ら編み出したというか、試行錯誤でたどりついた、軽く発作が出始めた時の、私の体の治癒力を信じた対処法を、いくつか書いてみます。
相変わらず医者ではありませんので、参考になるかもしれない?くらいの気持ちで読んでください。
また、私の症状は、「呼吸ができなくなる」ものです。「咳が止まらない」という発作がでたことは、今までに一度もありません。
軽く発作が出始めた時の対応方法
①適切な医療を受ける
念のため書いておきますが、ひどくなりそうであれば、もちろん病院に行くとか、気管支拡張剤を使ったりします。次からが、我流の対処法です。
②舌を使って、呼吸を楽にする
口は閉じた状態で、舌の上面を口内の天井(硬口蓋と呼ぶらしい)に押し付けます。
おそらく、舌を押し上げることによって、喉頭あたりの気道確保に役立っているのだろうと想像しています。この技はいつのまにか、発作が起きていなくても常にやっているようになっていました。関係ないですが、いびき対策にもなる気がします。
もしかしたら、私の声帯が大きすぎるのかも???
③なるべく多くの息を吐きだすような呼吸をする。
息をはかないと、吸えませんということです。私自身、他の人からいわれたことがあるので、私が考え出したものではありませんが、次にお伝えする方法に関連するので、あげておきます。
④みぞおちのあたりを押して、呼吸を助ける
喘息の発作が出始めたあたりで、みぞおちのところを手で触ると、固くなっています。
イメージでは、肺が下がっているか、胃が膨らんでいる感じです。
私の場合は、この固くなっているみぞおち部分を、呼吸にあわせて、どちらかというと息をはきだすのを助けるように、手で押していると、そのうち柔らかくなってきて、呼吸が少し楽になります。
最後に、また私の場合
普段は、使っても年に数回の気管支拡張スプレーを、保険として持ち歩くようにしています。
ごくたまにですが、携行しておらず、さらにまた悪いことに、宿泊を伴うような外出中に、「あっ少し発作がでそう」となることがあります。
そんな時は、②~④で紹介した対処法と、絶対に本格的な発作を起こさないという気持ちで、なんとか乗り切れています。
同じような症状の喘息で悩んでいる方に、少しでも参考になれば幸いです。