今日の大きな考え事

参考にしていただけそうなことを中心に、いろいろ紹介しています。

痛風で、風が吹いても痛くなる前に僕がすること

 

自己紹介

20歳くらいで痛風を発症し、それ以来20年以上つきあっています。

定期的に病院で検査し毎日薬を飲んでいますが、食生活が乱れたりすると、痛みが襲ってきます。

私は医者ではないのですが、痛い本人として編み出した対処法をまとめてみたいと思います。

あくまで私の場合で、本人の主観に基づいて、医学的知識なしに書きます。

痛風の前兆と、その場合の最善策

10年以上、痛風とつきあってきて、前兆がわかるようになってきました。

時期

たいていの場合は、年末年始など、アルコールを含めて暴飲暴食の後に来ます。

ほかのパターンの例としては、博多に行った時にたまたま入ったお店で大将に「今日はいいイカが入ったから、おどりで行っとき!」なんて半分強制的に勧められた時は、美味しいイカを頂いている最中から、「あっ明日アブナイ」と思いました。

普段食べない魚介類は、食べたらすぐに前兆現象が来ます。

前兆現象

血中尿酸濃度が上がって、毛細血管に結晶がつまる(と医者から聞いた気がする)ことにより、痛みを伴うアタック(という言葉を医者が使っている)が起きるものの一つが、痛風のようです。

私の場合は、同じ原因で結晶がヒザにつまる事があり、その場合はスポーツ選手のように「ヒザに水がたまる」症状がでる事もありますが、これについては、また今度書いてみます。

足先付近の毛細血管に現れる痛風の場合はほぼ毎回、朝起きた直後に一回目の痛みのピークとなります。

長年の経験から、その前日に足先の「シビレ」がある事がわかってきました。ちょっとした「かゆみ」に近いかもしれません。冬に発症する事が多いのですが、もともと寒さで血行が悪くなっているので、痛風の前兆かただの血行不良かの判別がむつかしいです。

「足の内部から表面に染み出してくるようなシビレ」が、私の場合の前兆サインです。

私の前兆現象時の最善策

前兆サインが出始めた場合、もしも毎日の薬をサボっていたならば、まず服用します。本当は即効性がある薬ではないのですが、おまじないのつもりで!

また、可能なかぎり水分を多くとり、血液サラサラ効果をねらいます。

市販の痛み止めは痛風には逆効果のものもあるらしいので、むやみに服用しないほうがいいです。私の経験則では、ロキソニンは症状が和らぎ大丈夫でした。

まだ炎症がでていないのであれば、しびれている部分を温めます。私の場合、使い捨てカイロで足裏が発汗するくらいまで温める事もあります。ただし、あくまで私の考えですが、温める事により結晶が溶けているなら、この方法は正解だと思います。しかし、もしも温めることで血管の径が太くなり、詰まっていた結晶が形を持ったまま流れていって痛みが治まったとしたら、次に詰まる場所次第では命に係るのではないか?とも思っています。

私の場合は、しっかり発症してしまうと耐え難い痛みとなるので、その前に痛みから解放されるもしくは回避する為に、やむを得ず温めており、今のところ上半身で血管を詰まらさせた事はありせん。

痛風とうまく付き合いましょう!

原因が、高い血中尿酸濃度であるので、同じ原因により脳や心臓で血流を阻害すると、命にかかわります。普段から定期的に病院で検査を受けて、医者のアドバイスをもらうことをお勧めします!

最後にまた私の場合ですが、暴飲暴食などの心当たりがあり、前兆のさらに予兆くらいで最善策をとることができた場合、シビレ程度で日常生活に影響せずに済むことがあります。

昔は贅沢病とか言っていたようですが、体質から変えないと根本的な対策にはならないようなので、医者とも相談しながら上手く付き合って、長生きしましょう!

私の場合だけかもしれませんが、痛風を発症している時に痛みをやわらげてくれて、予感がした時の予防的にも使える痛み止めを、お守りがわりに常に持っています。